指示によって実測することとなっているが、高地価の市街地内では、それ以下の誤差のある場合の評価に問題が残ることとなる。
山林、農地、原野、雑種地などの現地の確認が、困難な場合には境界未確認、境界に異論や紛争ある場合、縄延びの調査をする必要がある。
私道には、つぎのようなケースがある。
借地権や通行地役権のある道路、登記のある場合は登記所で調査、登記のない契約で場合は、相手方に契約内容、契約を更新する場合などの条件を確認する。
借地権の場合は地代の支払いについて、通行地役権の場合は、対価について地主に相談し、内諾を得ておく。
競売不動産にはその宅地の接面している道路が私道の場合には、問題が起こる場合が生じる・④囲続地は、民法二一○条(囲続地通行権)で、土地が土地に回りを囲まれて公路に通れないときは、その土地の所有者は、公路に出るために回りの土地を通行することができるとする通行権であるが、その通行の場所や方法は、回りの土地にとっては、最少の損害で済む方法でなければならないとしている。
山林や農地などの場合は、場合が多いが、公道に出るために、通行ができるための規定がつくられているので、隣地の所有者と話合いの上で通行権が設けられる。
登記簿上の地目は、山林、原野、農地、雑種地などであっても、それが、市街化区域、またはその土地の宅地化が近い将来において見込まれるときは、農地や山林、原野などの価値よりも宅地としての効用が判定され、高い価値判断が可能となる。
宅地だからといって、家屋が建てられるとは、限らないからである。
